ここでは歯科治療に関するよくあるご質問をまとめています。
治療を始める前にチェックしてみましょう!
よくあるご質問
一般・小児歯科
なるべく短期間で治療したいのですが?
まずは、お口の中を拝見しないとお答えできません。なるべく患者様のご希望にそえるよう努力いたしますが、最善の治療をするためには、どうしても治療が長期にわたる場合もございます。治療の中断は症状の悪化につながりますので、治療計画にご納得されてからの治療開始をお勧めいたします。
口臭で悩んでいます。いい治療法はありますか?
一般的に口臭の原因になるものとして、歯石や歯垢、虫歯、歯周病などがあげられます。また、全身的な疾患、たとえば、糖尿病、血液疾患、胃腸障害などから口臭が引き起こされることもあります。そこでまず、歯科医院で口の中をチェックする必要があります。
そして、歯石や歯垢があればきれいに取り除きます。ほとんどの場合、虫歯や歯周病に原因があることが多いようです。いずれにせよ、早期に治療することが大切です。
乳歯期の虫歯にはどんな影響がありますか?
虫歯が大きくなると痛みが生じ腫れることもあります。永久歯を作っている時期ですと、もろい歯になるなど今後出てくる永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。
虫歯が大きすぎて歯が小さくなったり、抜かなくてはいけなくなると永久歯が生えてくる場所が足りなくなり、歯並びが悪くなることがあります。
子供の仕上げ歯磨きを教えてください
姿勢は膝の上に頭をのせて寝かせて磨きます。歯ブラシの持ち方は、ペンを持つようにして、片方の指で子供の唇を軽く押さえて、動かし方は、前後磨き、あるいは横磨きして下さい。上の前歯の歯と歯の間や歯と歯肉の境目が虫歯になりやすいので、とくに注意してください。
矯正歯科
矯正中、食べてはいけないものはありますか?
基本的には何を食べても構いませんが、キャラメルのような粘着性のあるものや、極度に固いものは治療時に取り付けた強制装置の脱離の要因となるので控えた方が良いでしょう。
矯正は歯を抜かずに治療はできないのでしょうか?
歯の大きさに比べて顎の骨が小さく、歯の並ぶスペースが狭い場合は、歯を抜いて作ったスペースに歯を移動させて歯並びを整える場合もありますが、抜歯せずに矯正する場合もあります。
スポーツや楽器の演奏はできますか?
顔や口元に衝撃のある、空手、ボクシングなどの格闘技は避けた方が無難でしょう。管楽器は、装置をつけた時は違和感があるようですが、すぐに慣れて問題ないようです。基本的には、日常生活にそれほど支障はありません。
歯周病治療
歯周病は自然に治りますか?
自然治癒では治りません。しかし歯周病は、予防でき治療も可能です。大切なのは正しいブラッシングを毎日することです。専門家により歯石を取り除き歯周菌の棲みやすい環境をなくすこと、歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的受けることが歯周病予防につながります。
最近,歯肉が下がってきたような感じがしますが、歯周病でしょうか?
歯周病は、顎の骨が溶けてしまう病気ですが年齢とともに、下がっていくこともあります。また、強いブラッシングの繰り返しや噛み合せが悪いことで生じる「力のアンバランス」で、歯肉が下がってしまうこともあります。歯肉が下がるということは、何らかの原因があると思われますので、一度医院まで足を運んでいただき、検査を受けてください
10代、20代でも、歯周病になるのですか?
歯周病は中高齢者だけがかかる病気ではありません。若年性歯周炎と呼ばれ、10代でかかることもあります。若いから歯周病にならないとは限らないのです。それに若い頃からの悪い習慣(歯を磨かないなど)が重なり、やがては歯周病になってしまうということも考えられます。やはり日頃のケアが重要です。
義歯(入れ歯)
どのように掃除すればよいのですか?
普通のブラシを利用していただいて問題ありません。また、義歯用洗浄剤を併用すると効果的といえます。
寝るときに入れ歯(義歯)ははずした方がいいですか?
基本的なお手入れは夜外して、寝ている間に洗浄し、朝また装着するようにしてください。患者さんの残っている歯の状態によっては、洗浄して装着したままの場合もあります。寝ている間のくいしばりや顎にかかる力を考慮しなければなりませんので、医師より説明を受けて下さい。
義歯はどれくらいもつのでしょうか?
その人の状態によっても違いますが、3年~5年の目安が一般的と考えられます。医師の指示を守り、適切な管理をすることは長持ちさせるうえでは大切なことです。