歯周病はほとんどの場合、本人に自覚症状が無い病気で進行がかなりすすんだ状態でないと症状がでてきません。
それだけに早期治療が大切となります。
歯周病は歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれる隙間ができ、プラークが溜まります。
歯周ポケットがどんどん深くなり、さらに進行が進むと歯を支える歯槽骨も吸収してしまいます。
歯周病は初診時にすでに進行がひどい状態まで進んでいる患者さんが多いため、虫歯に比べて放置されていた事がわかります。
治療の第一歩は原因となっている細菌(歯垢と歯石)を除去し、丁寧にブラッシングをすることから始めます。しかしながら歯周炎→歯槽膿漏という症状まで進行してしまい、重度の状態になると抜歯せざるを得ない場合があります。日頃の予防習慣と早期治療が大切です。
歯周病治療について
歯周病の原因
歯周病の直接の原因はプラークの中にいる歯周病菌ですが、それだけで歯周病になることはありません。歯周病のかかりやすさに関わる因子には以下のような点があげられます。
中でも最も悪影響を及ぼす因子は喫煙です。同じ年齢の非喫煙者に比べ3.9倍も歯周病になりやすいというデータがあります。喫煙は歯周病の進行を速め悪化させます。
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中でも最も悪影響を及ぼす因子は喫煙です。同じ年齢の非喫煙者に比べ3.9倍も歯周病になりやすいというデータがあります。喫煙は歯周病の進行を速め悪化させます。